努力値とは
ポケットモンスター赤緑青ピカチュウでは、倒したポケモンの種族値がそのまま努力値として入ります。
努力値は経験値と同じようなもので、一定の数値まで貯めると努力レベルが上がります。
努力レベルが上がったタイミングで、ポケモンのステータスも上がりますが、努力値、努力レベルは隠しステータスの為、現在どのくらい稼いでいるの見えないため、混乱する要素の一つとなっています。
努力レベルの最大値は63で、それには63,002の努力値が必要となります。
例えば、オニスズメを倒した場合に獲得できる種族値は以下の値です。
(種族値は、各ポケモンの詳細ページで確認できます。)
- HP
- 40
- 攻撃
- 60
- 防御
- 30
- 素早さ
- 70
- 特殊
- 31
HPの努力レベルを63にするためには、63,002の種族値が必要ですので、オニスズメを1,576回倒す必要があります。(40×1576=63040で、63,002を超える)
同様の計算で、攻撃は1,051回、防御は2,101回、素早さは901回、特殊は2,032回となります。
このうち、最も戦闘回数が必要なのが防御の2,101回なので、オニスズメを2,101回倒すと、全てのステータスの努力レベルが63になります。
このような感じで、計算することが可能です。
レベル100のポケモンで対戦するのであれば、ひたすらと戦闘を重ねて努力値を稼いでいけばいいのですが、「レベル50のポケモンで対戦」のようなルールがある場合は注意が必要です。
レベル50に上がるまでに、なるべく努力値を稼がなくてはなりません。
努力値を稼ぐのに適しているポケモンとしてニドラン♂をオススメします。
ニドラン♂は、種族値が40~57で、全てのステータスが平均的になっています。
そのため、「HPだけを稼ぎすぎて特殊が低いまま」という状況が起きにくいです。
ドーピングアイテムについて
ポケモン内ではドーピングアイテムと呼ばれるアイテムが存在します。
タウリン、ブロムヘキシン、リゾチウム、インドメタシン、マックスアップの5種類がドーピングアイテムです。
ゲーム中に使っても、効果音がするだけで効果がよくわからないと思います。
これは使うと、対応したステータスの努力値が2,560上がるアイテムです。
また、使用回数に制限があり、対応したステータスが25,999以下の場合しか使えません。
ですので、最高でも10回しか使用することができないし、途中まで育てたポケモンだと、既に努力値をある程度稼いでいるはずなので、数回しか使えないはずです。
対戦ルールのレベル制限が低い場合、特に「レベル30以下のポケモンのみ」のように極端にルールが厳しい場合、ドーピングアイテムを使うことによって、低いレベルのまま、高い努力値、努力レベルにすることが可能です。
ただし、販売価格が高いため入手は非常に困難です。
ゲーム中に落ちているアイテムでも数個は入手できますので、ご利用は計画的に。